医師が解説する“本当に怖い脱水”|吹田市春日の内科・循環器内科|吹田春日ともの木 内科

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医師が解説する“本当に怖い脱水”

医師が解説する“本当に怖い脱水”|吹田市春日の内科・循環器内科|吹田春日ともの木 内科

2026年7月22日

〜「水分不足」を軽く考えていませんか?〜

「少しのどが渇いているだけ」
「汗をかいたから水を飲めば大丈夫」

このように思われがちな脱水ですが、実は命に関わる病気の引き金になることがあります。

特に暑くなるこれからの季節は、熱中症だけでなく脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まるため注意が必要です。

脱水とは?


脱水とは、体の中の水分や電解質(塩分など)が不足した状態です。

私たちの体の約60%は水分でできており、体温調節や血液循環など重要な役割を担っています。

そのため、水分が不足すると全身にさまざまな影響が現れます。

脱水の初期症状

初期には、
・のどの渇き
・口の中の乾燥
・だるさ
・めまい
・頭痛
などがみられます。
しかし高齢者では、のどの渇きを感じにくいため、症状に気づかないことも少なくありません。

本当に怖いのはここからです

脱水が進行すると血液中の水分が減り、血液が濃くなります。
すると血流が悪くなり、
・脳梗塞
・心筋梗塞
・深部静脈血栓症
などの重い病気が起こりやすくなります。
特に高血圧、糖尿病、不整脈のある方は注意が必要です。

熱中症だけではありません

脱水によって、
・血圧の低下
・意識障害
・腎機能の悪化
が起こることもあります。
重症になると入院治療が必要になる場合もあります。

脱水は夏だけの病気ではない

脱水は真夏だけではありません。
・発熱
・下痢や嘔吐
・食欲不振
・アルコールの飲み過ぎ
・睡眠中の発汗
などでも起こります。
特に高齢者では、冬場でも脱水になることがあります。

今日からできる予防法

のどが渇く前に飲む

脱水予防の基本は「こまめな水分補給」です。

朝の1杯を習慣に

睡眠中は多くの水分が失われています。

起床後の水分補給を心がけましょう。

食事をしっかりとる

食事からも水分や塩分は補給されています。

エアコンを我慢しない

暑さを我慢することは熱中症や脱水につながります。

こんな症状は早めの受診を

・水分がとれない
・強い倦怠感が続く
・めまいが強い
・尿が極端に少ない
・意識がぼんやりする
このような場合は医療機関への相談が必要です。

脱水は予防できる病気です

脱水は誰にでも起こりうる身近なトラブルですが、重症化すると命に関わることがあります。

「まだ大丈夫」と思わず、日頃から水分補給を意識し、暑い季節を安全に乗り切りましょう。

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