2026年8月12日
〜夜中に何度もトイレに起きていませんか?〜
「夜中に2回、3回とトイレに起きる」
「ぐっすり眠れず、日中も眠い」
年齢を重ねると夜間にトイレへ行く回数が増えることはありますが、「年齢のせい」と決めつけてしまうのは危険です。
夜間頻尿の背景には、治療できる病気が隠れていることがあります。
夜間頻尿とは?
一般的に、夜間に1回以上排尿のために起きる状態を夜間頻尿といいます。
特に2回以上起きることが続き、睡眠不足や日中の生活に影響が出ている場合は、一度原因を調べることをおすすめします。
夜間頻尿の原因
加齢による変化
年齢とともに膀胱に尿をためる力が低下し、夜間に目が覚めやすくなります。
水分のとり過ぎ
夕方以降に水分やアルコール、カフェインを多く摂ると、夜間の尿量が増えることがあります。
糖尿病
血糖値が高い状態では尿の量が増え、夜間頻尿につながることがあります。
「のどが渇く」「体重が減った」といった症状がある場合は注意が必要です。
前立腺肥大症(男性)
前立腺が大きくなることで尿が出にくくなり、
・尿が出るまで時間がかかる
・尿の勢いが弱い
・残尿感がある
などの症状を伴うことがあります。
過活動膀胱
膀胱が過敏になることで、急に強い尿意を感じる病気です。
昼間の頻尿や尿漏れを伴うこともあります。
睡眠時無呼吸症候群
実は、いびきや睡眠時無呼吸症候群も夜間頻尿の原因になることがあります。
睡眠中に何度も呼吸が止まることでホルモンバランスが変化し、夜間の尿量が増えると考えられています。
日常生活でできる対策
・夕方以降の水分をとり過ぎない
・就寝前のアルコールやカフェインを控える
・適度な運動を取り入れる
・むくみがある方は、日中に足を動かす習慣をつける
ただし、水分を極端に制限することは脱水や熱中症の原因になるため注意しましょう。
こんな場合は受診をおすすめします
・夜中に2回以上トイレで目が覚める
・尿が出にくい、残尿感がある
・尿漏れがある
・強い眠気やいびきを指摘される
・日中の生活に支障が出ている
夜間頻尿は改善できることがあります
夜間頻尿は「年齢のせいだから仕方ない」と思われがちですが、原因を調べることで改善できるケースも少なくありません。
気になる症状が続く場合は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。