2026年9月23日
〜「そのうち」ではなく、今から始める健康管理〜
健康診断の結果を見て、
「血圧が高いと言われたけれど、症状はないし…」
「コレステロールが高かったけれど、もう少し様子を見よう」
「去年も同じことを言われたけれど、特に問題なかった」
そんなふうに、健診結果をそのままにしていませんか?
生活習慣病の多くは、初期にはほとんど自覚症状がありません。
だからこそ、健診で異常を指摘されたときが、生活習慣を見直す大切なタイミングです。
健診でよく指摘される項目
血圧が高い
高血圧は自覚症状がほとんどないまま進行します。
長期間放置すると、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞、心不全、腎臓病などのリスクが高くなります。
まずは家庭でも血圧を測り、自分の血圧を知ることから始めましょう。
血糖値・HbA1cが高い
血糖値が高い状態が続くと、血管が徐々に傷ついていきます。
糖尿病は初期には症状がないことも多いため、「元気だから大丈夫」とは限りません。
食事や運動習慣を見直し、必要に応じて再検査や治療を受けることが大切です。
コレステロール・中性脂肪が高い
LDLコレステロールが高い状態が続くと、動脈硬化が進みやすくなります。
食事内容だけでなく、運動不足、体重増加、飲酒なども関係します。
肝機能の数値が高い
AST、ALT、γ-GTPなどの数値が高い場合、飲酒だけでなく脂肪肝などが原因になっていることがあります。
「お酒を飲まないから大丈夫」とは限りません。
秋は生活習慣を見直すのにおすすめの季節
夏は暑くて運動ができなかったり、冷たい飲み物や食事が増えたり、生活リズムが乱れたりしやすい時期です。
暑さが落ち着いてくる秋は、
・ウォーキングを始める
・食事内容を見直す
・飲酒量を減らす
・睡眠時間を確保する
など、生活習慣を立て直すのに適した時期です。
まずは「できること」から
生活習慣改善というと、「毎日運動しなければ」「食事をすべて変えなければ」と考えてしまう方もいます。
しかし、最初から完璧を目指す必要はありません。
例えば、
「毎日10〜20分歩く」
「夕食後の間食を減らす」
「お酒を飲まない日を週に数日つくる」
など、自分が続けられることから始めてみましょう。
小さな習慣を継続することが、将来の健康につながります。
「要再検査」「要精密検査」は放置しない
健診結果に「要再検査」「要精密検査」と書かれている場合は、生活習慣を改善するだけで済むとは限りません。
再検査や追加の検査が必要な場合もあります。
特に、
・数値が以前より悪化している
・体重が急に増えた・減った
・強いだるさがある
・動悸や息切れがある
・血尿や血便がある
などの場合は、早めに医療機関へご相談ください。
健診は「受けて終わり」ではありません
健康診断は、病気を見つけることだけが目的ではありません。
「今の生活習慣を見直すきっかけ」にすることも、健診の大切な役割です。
夏の暑さが落ち着いた秋こそ、健康づくりを始めるチャンスです。
健診結果で気になる項目があれば、そのままにせず、一度医療機関で相談してみましょう。
将来も元気に過ごすために、まずは今日からできることを一つ始めてみませんか?