リハビリの流れ
リハビリの流れ

初診・問診・医師の評価
まずは医師による問診と診察を行います。
病歴・治療内容・現在の症状・体力レベル・生活の様子などを丁寧に伺い、心電図、血圧、血液検査、心エコー、運動負荷試験などの検査を通して、現在の心臓機能や全身の状態を総合的に評価します。
この結果をもとに、医師がリハビリ実施の可否や運動強度の目安を判断します。「運動しても大丈夫?」「どのくらい動いていいの?」といった不安を、医学的根拠に基づいてわかりやすく説明いたします。
リハビリプログラムの作成(個別計画)
検査や評価結果に基づき、医師・理学療法士・看護師・栄養士がチームで患者さまに合わせたオーダーメイドのリハビリプランを作成します。
プログラムでは、どのような運動をどのくらい、どのペースで行うか、食事や生活習慣の見直しが必要か、ご自宅で気をつけるべきポイントなどを明確にし、患者さまご自身が安心して取り組めるようにサポートします。
運動療法の開始
リハビリの中心となるのが「運動療法」です。
医療スタッフが常に心電図や血圧をモニタリングしながら、安全に実施します。
代表的な運動内容は以下のとおりです。
運動中は、医師や理学療法士が患者さまの状態を確認しながら強度を調整します。
「少し動くだけで息が切れていた」「退院後に動くのが怖い」といった方も、少しずつ体を慣らしながら安心して続けられます。
生活指導・食事サポート
心臓リハビリは運動だけでなく、生活全体の見直しを含めたプログラムです。
管理栄養士が中心となり、塩分や脂質の摂りすぎを防ぐ食事内容を提案します。
また、体重管理・禁煙・睡眠の質の改善など、生活習慣全体をサポートします。
「外食が多い」「つい甘いものを食べてしまう」など、日常の悩みにも寄り添いながら、無理のない改善を一緒に考えていきます。
心理サポートとカウンセリング
心臓病を経験した多くの方が、「また発作が起きるのでは」と不安を抱えています。
当院では、心理的ケアもリハビリの一環として大切にしています。
医師や看護師との定期的な面談や、必要に応じたカウンセリングを通して、不安を軽減し、前向きにリハビリへ取り組めるよう支援します。
「体だけでなく心も元気になれる」——それが心臓リハビリの大きな目的のひとつです。
自宅でのリハビリ(在宅プログラム)
通院リハビリで基礎体力がついたら、ご自宅での運動にも取り組んでいただきます。
散歩やストレッチなど、生活の中で続けられる内容を提案し、安全な運動の目安や体調チェックの方法も丁寧に指導します。
「一人では不安」という方も、定期的な通院フォローを行うことで、モチベーションを保ちながら継続できます。
経過観察とフォローアップ
リハビリ期間中は、定期的に検査や診察を行い、体力や心臓機能の改善状況を評価します。
結果に応じてプログラムを見直し、より効果的な内容へと調整します。
リハビリ終了後も、再発防止と健康維持のために、半年〜1年ごとの定期チェックをおすすめしています。必要に応じて、在宅リハビリや運動指導の継続も可能です。
リハビリを通して得られる変化
心臓リハビリを続けることで、
といった効果が期待できます。
「また普通に歩けるようになった」「旅行を楽しめるようになった」といった声も多く寄せられています。
心臓リハビリテーションは、“心臓を守る”だけでなく、“人生を取り戻す”ための医療です。
当院では、患者さまが安心して笑顔で生活できるよう、
医師・理学療法士・看護師・栄養士が一体となってサポートいたします。
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